SYさん・67歳
中咽頭がん|肺・第1・2頸椎への転移|緩和ケア

大きな手術後に肺・第1・2頸椎へ転移。余命半年程度と説明され、緩和ケアへ
食事は半量程度まで減り、過呼吸やパニックのような発作、帯状疱疹後の顔面痛も続いていました。発声が難しく、外出やPC作業も制限され、病気と症状が生活全体に重くのしかかっていました。
- 中咽頭がんと診断
- 舌喉頭全摘、両側頸部郭清、右腹直筋皮弁による口腔咽頭再建術
- 予防的に放射線治療・抗がん剤治療
- 肺転移が見つかり、通院での免疫療法治療
- 頭部から眼球近くに猛烈な痛みを伴う帯状疱疹を発症
- 第1・第2頸椎への転移が確認され、頸椎固定術。炎症を起こしたため再手術
- 肺転移が増大。余命半年程度と説明され、緩和ケアへ
舌喉頭全摘、放射線治療、抗がん剤治療を重ねても遠隔転移が進行していました。第1・第2頸椎への転移に対する固定術と、炎症による再手術も必要となり、がんの進行と治療後の身体的負担を同時に抱える、医学的にも厳しい状態でした。
発作が落ち着き、食べる・動く・机に向かう日常へ
過呼吸やパニックのような発作はみられなくなり、左前額部から目の周囲に続いていた痛みも和らいできました。施設の普通食をほぼすべて摂り、プロテインなども追加。体重は50kgまで増え、毎朝のラジオ体操、散歩や買い物を続けています。机に向かってPC作業ができる時間も増えました。
| 01|治療前 | 02|治療を続ける中で | |
|---|---|---|
| 発作・痛み | 過呼吸やパニックのような発作があり、帯状疱疹後の顔面痛も続いていた | 発作はみられなくなり、左前額部から目の周囲に続いていた痛みも緩和 |
| 食事・体重 | 食事量は半量程度まで減り、体力も低下していた | 施設の普通食をほぼすべて摂取。プロテインも加え、体重は50kgまで増加 |
| 活動 | 外出や机に向かうことが難しく、PC作業も制限されていた | 毎朝のラジオ体操、散歩・買い物を継続。PC作業ができる時間も増加 |
| 気持ち・表現 | 発声が難しく、人との交流や自分を表現する機会が大きく制限されていた | 動画の企画と台本づくりを始め、闘病や人生の経験をYouTubeで発信 |
ご本人の言葉「治療を受けられるという希望を持てたことが、大変うれしい。PCでの作業も少しはできるようになりました」
人生で積み重ねた経験を、自らの言葉と動画で伝える
動画の企画や台本をつくり、これまでの人生で経験してきたこと、闘病を通して感じたことをYouTubeで発信しています。YouTubeは、自分らしく社会とつながり、経験を誰かのために生かす新たな表現の場になっています。

